八木橋昇展、11月3日より開催です

2018.11.01|お知らせ, 八木橋昇, 展示会

今日から11月に入りました。観光シーズンだからか毎日多くのお客様にお越しいただけて有難く思っています。器が醸す穏やかなひと時をお過ごしいただければ嬉しいです。

日に日に朝晩が冷えるようになってたので、少し早いかなと思いながらもこたつを出しました。入っていると暖かくてどこかノスタルジーを感じませんか?私の場合は子供の頃、いくつもみかんを持ち込んで掘りこたつに潜っていると、家族から行方不明者になってたり…
ちなみにこたつの歴史は古くて室町時代から使われたらしく、今も使われているいわゆるやぐらこたつの形は江戸時代に出来たそうです。そして掘りこたつが出来たのは明治時代で、イギリスの陶芸家バーナード・リーチによって創作されたそうですよ。
もちろん現代では安全や利便を考えて変化はしてますが、人が快適に暮らすための道具、これも民芸だなと段をとり思う私でした。

それでは間もなくに迫りました「八木橋昇 展」についてお知らせです。

「八木橋 昇 展」

会期:2018.11.3(土) ~ 11.11(日)  ※6(火)は店休日
営業時間:11時~19時
八木橋さん在廊日:11(土)

これまでも当店と永くお付き合いくださっている八木橋さんの個展を3年ぶりに開催します。
3年は短いようで長く、長いようで短い。その間に当方は移転をしていますので、現店舗では初の開催となります。

菊練りした土を蹴轆轤で形にする。
言葉で表すのは簡単ですが、とても労力を要すであろう八木橋さんの器作り。轆轤を蹴って回すなんてこと想像するだけで脚が攣りそうな私です。器を使う際もその様子が思い浮かぶと「大切に使おう」という気持ちが込み上げてきます。

3年を経た今展でどのような作品にお目にかかれるか、使うための器として素晴らしい八木橋さんの作品をご覧いただく皆さまにも楽しみにお待ちいただければと思っています。

一階の常設展示も作品が次々と入荷していますよー

秋の京都へお越しの際は、器や彩々へ行く。も含めてどうぞお楽しみください。